2012年1月アーカイブ
パナソニック、業界最高水準の発電量となる住宅用太陽光発電システムの受注開始
▼ (2012.1.30)パナソニックは、従来シリーズの出力を高め、業界最高水準の発電量となる住宅用太陽光発電システム「HIT240・233シリーズ」の受注を3月8日に始める。従来から効率が高かったHITシリーズの太陽電池セルの構造をさらに最適化して性能を向上させたほか、砂ぼこりなどが流れやすいフレーム形状を採用し、表面の汚れを防止する機能も高めた。
HITシリーズは独自の二重構造で発電ロスを低減し、夏場の高温時でも出力低下が少なく、屋根の面積が少ない場合でも高い発電量が得られることが特長となっている。新製品のHIT240シリーズは幅1580mm、縦812mm、厚さ35mmの従来品と同じモジュールサイズで最大出力240Wを実現。発電システム容量1kW当たりの年間発電量は1169kW(大阪市で使用の場合)と、業界最高水準を達成した。
(情報元) http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn120130-1/jn120130-1.html
九州電力、リチウムイオン電池搭載の移動できるポータブル電源装置の販売開始
▼ (2012.1.25)九州電力は、リチウムイオン電池を搭載した移動できるポータブル電源装置「ENEXELエネジール」を開発し、代理店6社を通じて1月27日に販売を始める。災害時の非常用電源や、都市部の深夜工事で騒音対策としてエンジン式発電機の代用電源に利用できる。研究組織の九州電力総合研究所が2007年度から開発に取り組み、製品化した。
屋内だけでなく、工事現場など屋外でも使用できることが特長。家庭用コンセントで充電でき、キャスターが付いているため移動も容易で、移動用ハンドルがオプションで取り付けられる。非常用電源に加え、住宅街の工事や都市部での深夜作業など、エンジン式発電機の騒音や排ガスの発生が問題になるケースで特に有効となる。
(情報元) http://www.kyuden.co.jp/press_h120125b-1.html
三菱マテリアル、セメント製造で塩素含有廃棄物の増処理を可能とする装置を開発
▼ (2012.1.24)三菱マテリアルは、セメントを製造する主要装置であるセメントキルンにおいて、塩素含有廃棄物の増処理を可能とする高性能塩素バイパスプローブを開発したと発表した。本開発では、塩素バイパスにおける従来の課題を解決するため、プローブ(ガス抽気部)先端や内部に融着が起こりにくい、高性能塩素バイパスプローブを実現した。これと同時に、塩素の除去量の増加とエネルギー消費を抑止することにも成功した。
塩素バイパスは、廃プラスチックや都市ごみ焼却灰など、塩素を多く含む廃棄物を熱エネルギーやセメント原料として再資源化利用するときに、セメントキルン内で過度に濃縮された塩素の濃度を低減するシステム。高濃度の塩素は、セメント原料の予熱器が閉塞するなどの問題を引き起こすため、塩素バイパスは塩素含有廃棄物の処理に不可欠な技術となる。
(情報元) http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/01/01/12-0124.html
グリーンテック、非常用・野外で活用できる小型ポータブルの蓄電式太陽光発電
▼ (2012.1.19)グリーンテックは、小型ポータブルタイプの蓄電式太陽光発電機「ecotricity(エコトリシティ)」を4月1日より発売する。同製品は、持ち運びに便利なうえ、小サイズ設計ながら最大出力1,800Wを発生する抜群のパフォーマンスで、節電、停電対策のほかアウトドアでも利用できるのが特長。価格は税込31万2,900円で、現在予約販売を受け付けている。
東日本大震災以降、停電、節電対策として、太陽光発電や蓄電機器が注目を集めるなか、高性能で利便性に優れた蓄電式太陽光発電機が登場した。ecotricityは、スイッチひとつですぐに電気を使えるシンプル構造。悪天候の際には家庭電源からチャージできる。また、ガソリンタイプとは違い音や排気もなくチャージ可能。さらに、UPS(無停電電源装置)機能により停電時でもPCバックアップが可能。
(情報元) http://www.xsol.jp/news/files/2012/01/press_ecotricity_20120119.pdf
京セラ、ニチコンと提携、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた新システムを販売
▼ (2012.1.16)京セラとニチコンは、東日本大震災以降、一般家庭などで高まる蓄電池需要に対応するため、エネルギーマネジメントシステム(EMS)に太陽光発電とリチウムイオン蓄電システムを組み合わせた新システムの販売で提携する。両社は、この新システムについて、京セラが本年夏より、国内市場に向けて独占販売することで、契約を締結したと発表した。
新システムでは、「創エネ」の太陽光発電システムと「蓄エネ」の蓄電システムとともに、両者を連系させるシステムとして京セラのEMSを導入し、家庭内での高効率なトータルエネルギー制御を実現した。太陽光発電システムは国内シェア2位の京セラ製を、蓄電システムはEV車載用蓄電システムで国内トップシェアのニチコン製を採用。また、ニチコン製蓄電システムには、世界最大手のサムスンSDI社製の高耐久・大容量のリチウムイオン電池(7.1 kWh)が搭載されている。
(情報元) http://www.kyocera.co.jp/news/2012/0102_kisy.html
理化学研究所、ポリ塩化ビフェニルを完全分解するマイクロチップを開発
▼ (2012.1.12)理化学研究所は、高分子パラジウムナノ粒子触媒膜を用いた、芳香族有機ハロゲン化物処理用のマイクロチップを開発した。この研究では、マイクロチップ上の流路に高分子パラジウムナノ粒子触媒膜を初めて導入。ポリ塩化ビフェニル(PCB)など有毒な芳香族有機ハロゲン化物の脱ハロゲン化を滞留時間8秒で完了させるとともに、10〜1,000ppmという超低濃度PCBでも、100%の収率で脱ハロゲン化させることに成功した。
PCBやポリ臭化ビフェニル(PBB)などの芳香族有機ハロゲン化物は、熱に強く、電気絶縁性に優れ、化学的に安定していて分解されにくい性質を持つ物質。そのため、電気機器の絶縁油や熱交換機の熱媒体などに使用されてきたが、人体への毒性が強く、がんや皮膚疾患、肝機能障害等の原因となるため、現在は生産が中止されている。また、その処理施設の設置がなかなか進まず30年以上にわたり貯蔵されたままとなっていて、PCBのにじみ、漏れ、機器内部の炭化などの劣化といった問題が懸念されている。
(情報元) http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2012/120112/index.html
日立アプライアンス、業界トップクラスの明るさと広がる光を両立のLED電球発売
▼ (2012.1.10)日立グループで家電、空調、照明機器の日立アプライアンスは、業界トップクラスの明るさと広がる光を両立させたLED(発光ダイオード)電球のE17口金小型電球形広配光タイプ2品種(昼光色相当、電球色相当)を1月16日発売する。放熱性に優れた構造などで断熱材施工器具や密閉型器具にも対応する。
新製品は、外径35mm、全長77mmと一般の小型電球と同等の大きさで、重さも47gに抑えた。昼光色は50W、電球色は40Wの小型電球に相当する明るさを実現する一方、直進性の強いLEDの光を拡散させるカバーを採用し、明るさとともに光の広がりを持たせた。定格消費電力は7Wで、電球色は同社の40W形小型電球(定格消費電力36W)と比べ約5分の1になる。
(情報元) http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2012/01/0110.html
アドバンテスト、自動車・建機用排出ガス後処理システム解析ソリューション開始
▼ (2012.1.10)アドバンテストは、自動車・建機用の排出ガス後処理システム解析ソリューションの展開を始めた。テラヘルツ波による3Dイメージング解析技術を活用し、要望に応じた受託解析、エンジニアリングサービスを提供する。排出ガス後処理システムの開発や、稼働しているディーゼル微粒子捕集フィルター(DPF)、自動車触媒製品の性能評価に利用できる。
テラヘルツ波は紙、木材、プラスチック、布などさまざまな物質を透過し、内部の把握が可能。X線と比べて人体に安全とされ、セキュリティー検査や医療分野で効果的だという。アドバンテストはテラヘルツ波技術を活用した工業加工品向け解析装置と、製剤用の解析装置を製品化しているが、今回、装置の販売に加えて、ソリューション展開を始める。
(情報元) http://www.advantest.co.jp/news/press-2011/20120110/index.shtml
ミサワホーム、先進の環境設備を搭載したスマートハウス仕様を全商品で展開
▼ (2012.1.06)ミサワホームは、先進の環境設備を搭載したスマートハウス(次世代住宅)仕様を木質系と鉄骨系一戸建ての工業化住宅の全商品に設定して1月7日に発売した。創エネ、省エネなどの設備を盛り込み、「M-SMART MODEL(M-スマートモデル)」と名付けて展開する。工業化住宅は、工場で主要部材を生産し、現場で組み立てて据え付ける住宅を指す。
M-スマートモデルは、太陽光と太陽熱を同時に活用して発電するとともに床暖房の熱源にする「カスケードソーラーシステム」や太陽光発電システム、容量2.5kWhのリチウムイオン蓄電池、天窓・天井のファン・エアコンを自動制御して運転する涼風制御システムなどを備え、これらを最適化するホーム・エネルギー・マネジメント・システム(HEMS)を装備する。
(情報元) http://www.misawa.co.jp/misawa/news_release/misawa/pop-up/release-pages/2012_01_06/index.html
- パナソニック、業界最高水準の発電量となる住宅用太陽光発電システムの受注開始
- 九州電力、リチウムイオン電池搭載の移動できるポータブル電源装置の販売開始
- 三菱マテリアル、セメント製造で塩素含有廃棄物の増処理を可能とする装置を開発
- グリーンテック、非常用・野外で活用できる小型ポータブルの蓄電式太陽光発電
- 京セラ、ニチコンと提携、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた新システムを販売
- 理化学研究所、ポリ塩化ビフェニルを完全分解するマイクロチップを開発
- 日立アプライアンス、業界トップクラスの明るさと広がる光を両立のLED電球発売
- アドバンテスト、自動車・建機用排出ガス後処理システム解析ソリューション開始
- ミサワホーム、先進の環境設備を搭載したスマートハウス仕様を全商品で展開


